プロレスともアニメとも違う? 3つのステージでタッグバトルが楽しめるアクションゲーム『キン肉マン マッスルタッグマッチ』レビュー




ついに発表されましたね。ファミコンミニのジャンプ版『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン』が!

今年で50周年を迎えるということで、あらゆるところでコラボしまくりの『週刊少年ジャンプ』。まさかここに来てファミコンミニとコラボするとは意外な展開でした。筆者もアマゾンで予約を済ませましたが、なんとまだ予約受付中の段階ですでにプレネなってますね……う~ん、アマゾンさん、さすがにこのシステムはどうなんでしょうか!?

さて、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、その中に収録されているのが今回ご紹介する『キン肉マン マッスルタッグマッチ』です。発売は1985年11月8日。ご存じゆでたまご原作の漫画をゲーム化したもので、8人の超人キャラクターのなかからふたりを選んでタッグを組み、戦っていくといった内容の作品です。

ちなみに筆者はファミコンの本体と同時に本作を買ったのですが、とくに『キン肉マン』に思い入れがあったわけでもなくアニメや原作もほとんど見ていなかったので、なぜこれを買ったのか当時の自分に聞いてみたい気がします(笑)。たぶん抱き合わせで買わされたものではなく、発売日が近かったからそれを選んだということにしておきましょう。

ファミコン自体ボタンの数が少ないということもあり、操作は割とシンプルです。AボタンがパンチでBボタンがジャンプ。ジャンプ中にAボタンを押すとキックができます。相手の背中をとってAボタンでバックドロップなど、組み合わせでいろいろな技を繰り出せます。

個人的に好きなのは、敵を誘うようにロープ際に逃げてジャンプしてきたときにカウンターで返すというやり方。数十年ぶりに本作をプレイしてみましたが、たぶん当時遊び尽くしてなじんだやり方だったのか、スムースに再現することができました。

試合中、たまにミート君が出現し「命の玉」を投げてきます。それを取ると必殺技のチャンス。一気にダメージを与えて体力を奪って勝利をもぎ取りましょう。

ステージは全部で3種類用意されており、最初は至って普通の「ノーマルリング」。次に登場するのは、やたらとつるつる滑る「氷のリング」。3つめに登場するのが、ロープに触れると電流が流れてしびれてしまう「電気リング」です。「電気リング」では先ほどのカウンター技は使えないため、正攻法に戦っていくしかありませんが、相手をロープに押しやってしびれさせるなど、ほかのステージとは異なる戦術が楽しめます。


▲「氷のリング」。

▲「電気リング」。

ちょくちょくこのゲームで話題になるのが、唯一飛び道具が必殺技で出せるブロッケンJr.ですが、正直あまりそうした禁止令などがあった記憶がありません。まぁ考えてみれば、ファミコン自体を買ったのが高校2年生ぐらいのときだったので、友達と遊んでなかったからですね(笑)。

今遊ぶとステージ構成や技など、あまり複雑なものではなくすぐにマスターすることができます。それ故に、想像力を働かせながら遊べる余地がまだこの頃のゲームにはあったんだな~ということを思い出させてくれました。ファミコン時代のプロレスゲームはどれも癖があり面白いですが、それらとも少し違った立ち位置にいる作品だと思います。

また原作やアニメと同じとは言い切れない感じながらも雰囲気は出せているので、そういう意味ではなかなかの完成度のゲームといえるのではないでしょうか。先ほどもいいましたが、本体と一緒に買ったこのゲームですが、当時不満があったという記憶はありません。むしろゲームのスイッチを入れてあの音楽が流れてくると、当時の記憶が蘇ってきそうな気分に浸ることができます。

text.レトロゲームライター 高島おしゃむ

Posted with Amakuri at 2018.5.15
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