自分が死んだ後に、その名前が思わぬところで商用利用されることになったら・・・・・・? 一般人にはあまり縁の無い話かも知れませんが、有名人となると少しばかり事情はかわりそうですよね。
そんな思わぬ騒動が、コンピュータ会社「アップル」とその生みの親のひとりである「スティーブ・ジョブズ」を巻き込んで起こっているようです。
アップルから商標登録されていなかった「スティーブ・ジョブズ」
騒動のきっかけとなったのは、VincenzoとGiacomo Barbatoのふたりの兄弟が、2012年にアップルがジョブズの名前を商標登録していなかったことに気づき、衣服とアクセサリーの会社を立ち上げるときに、ブランド名を「スティーブ・ジョブズ」にしたところから始まります。
しかも彼らは、まるでアップルにけんかを売るように、ロゴマークにアップルのリンゴマークをもじったような「J」と書かれたデザインを採用していました。


当然のことながら、このことに怒ったアップル。商標侵害の訴訟を起こそうとしましたが、裁判所が棄却。兄弟たちの商標が指示されました。
今後は、バッグやTシャツ、ジーンズなどを「スティーブ・ジョブズ」ブランドから発売していくとのこと。アップルと競合しそうな、エレクトロニック分野への進出も噂されているようですが、はたしてどうなることやら。いずれにしてもジョブズのファンなら、今後のブランドの行方が気になるところですね!
via:THE VERGE
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