テレビや有料動画サイトよりもYouTubeが圧倒的に優れていると感じるところ




みなさんこんちわ。おしゃむです。今日からこのブログを始めていきたいと思います。

……といっても、サイト自体は10年以上前から存在しており、以降、様々な形で姿を変えていきました。今回はジョジョでいうとこの第3部という感じで、特に前後のつながりも考えずまったく新しいブログとして、まさに1からスタートを切っています。

さて、その記念すべきひとつ目の記事として何をネタに選べばいいのか考えたのですが、ここのところ私がよく利用している動画サイトを取り上げてみることにしました。

利用者が伸びてきた有料動画サイト

みなさんは、自宅などで映像を見るときに、どんなメディアを利用していますか? まぁ、それこそ数十年前まではテレビかせいぜいDVDなどのソフトぐらいしかありませんでしたが、最近は動画サイトも多数登場し、群雄割拠の時代が訪れています。

ニールセン デジタルが、2019年3月末に発表した調査レポート「ニールセン・ビデオコンテンツアンドアドレポート 2019」によると、有料の動画サイトの利用者はインターネット利用者の27パーセントも閉めるようになってきており、なかでも「Amazon Prime Video」は17パーセントが利用しているという結果が出ています。

■ソース: ニールセン・ビデオコンテンツアンドアドレポート 2019

NHKのテレビ番組をインターネットでも24時間同時配信することを認める改正放送法が、2019年5月29日に成立しましたが、もはやテレビ放送は過去のメディアへとなりつつあるのかもしれません。

私も、HuluやNetflix、Amazon Prime Videoのいずれも利用しており、ときおり映画や海外ドラマ、などを楽しんでみていました。しかし、最近は徐々にその利用機会が減ってきており、テレビを含めて全動画サイトの中でもっとも利用しているのがYouTubeになってきたのです。

YouTubeが圧倒的に便利と感じるところ

ここ最近、上記に上げたような動画サイトで映画などを再生していると、どうしてもまどろっこしい感じがして、ついつい前半で観るのを止めてしまうことが多くなってきました。単純に回線やサービス側の問題か、快適に動画が再生できないことがあるというのも理由のひとつではありますが、それよりも重要なポイントが面白く感じる「リーチポイント」に届くまでの時間が長すぎるからです。

今回はYouTubeのクリエイター側からの視点ではなく、あくまでも視聴者として利用する場合の話ですが、YouTubeにアップされている動画の多くは、概ね10分ちょっとで作られています。理由としては、広告が再生される回数の関係で動画の長さを10分以上にした場合とそれ以下では、クリエイター側に入る収入が大きく変わるからです。

そのため、目的のコンテンツをコンパクトな時間で多数楽しむという見方ができるのです。ただ単に、作業用BGMや就寝用BGMとしてもだらだら流しておくことができ、もはやテレビだけがながらみするコンテンツとは言えない時代になってきています。また、YouTubeごとのカラーもあり、ある程度飽きずに観られるというのも強みと言えそうです。

しかし、中にはタイトルに付けられている内容になかなかたどり着かない動画もYouTubeでいくつか見かけます。こうした動画は、やはりまどろっこしく感じてしまうためすぐに再生を止めてしまいます。

ひとつのコンテンツを反芻しながら楽しめるYouTubeのリアクション動画

私はアニメはあまり観ないのですが、唯一テレビでリアルタイムに観ている番組が『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 destino』です。内容は皆さんの方が詳しいと思いますので省略いたしますが、番組を見終わったあと、YouTubeでチェックするのが海外配信者のリアクション動画です。

概ね字幕なし版をまとめたものが、日本でアニメが放送された翌日には公開され、さらにその2日以内ぐらいに、日本語字幕付きのものが公開されます。人のリアクションがなぜこんなに面白く感じるのかはわかりませんが、昔雑紙の記事で大好きだったもののひとつに「海外で人気の日本のアニメや漫画」という、文化を紹介するレポート記事がありました。もしかしたら、ちょっとしたナショナリズムが関係しているのかもしれませんね。

海外では、こうしたリアクション系動画は多数YouTubeにアップされています。たとえば、2019年4月に映画『スター・ウォーズ/エピソード9 ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』のトレーラーが公開された後には、多数のリアクション動画がアップされました。また、それをまとめた動画などもあり、1本観ると続けて他の人のリアクション動画が自動再生されていくということも起きました(これはYouTube側の機能ですが)。

YouTubeウォッチャー的視聴

というわけで、筆者の日常のYouTube視聴スタイルはこんな感じです。

8時起床:虎ノ門ニュース(月~金)
12時~0時:ながら作業出来る場合は趣味系の動画を流しながら
就寝時:お笑い系の動画をBGMに(スマホでは連続再生しない設定になっています)

まだまだ動画サイトは群雄割拠の時代であるため、よりユーザーの視聴スタイルにあったものが今後も出てくるかもしれませんね!

ということで、今回はここまでです。

追記:YouTubeが新たな方針を発表?

というブログを書いた後でYahoo!ニュースを見ていたら、「YouTube、差別的な動画禁止を強化するコミュニティガイドライン改定」というITメディアの記事を発見しました。

これによると、現地時間の6月5日にコミュニティガイドラインを改定して、年齢、性別、人種、カースト、宗教、性的指向、従軍経験に関する差別の根拠として、特定の集団の優位性を宣伝する動画などを禁止することにしたそうです。

YouTubeには毎秒500時間分もの動画がアップされているそうですが、こうして徐々に検閲が拡がり、世知辛い感じの世界になっていく可能性もありますね。




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