【雲の国:中国】一泊三日地獄の中国弾丸ツアーの思い出日記~ホテルはどこだ!編~

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※昔noteに書いたものを移植しました

というわけで、ここまですでになんだかんだあったわけですが、ようやくたどり付いたホテル近くの五羊邨駅。ホテルの場所はここから600メートルほどのところにあるらしい・・・・・・ということはわかっていたものの、やばいことに気がつきます。

ネットも使えず知らない国で住所だけでホテルを探す無理ゲーのスタート!

そう、ネットがこの時点でまだ使えていなかったのです。スマホはあるモノの、見られるのは事前に登録しておいたEvernoteに記載してあるホテルの住所のみ! せめて地図をプリントアウトしてあればよかったのですが、そこまでは頭が回っていませんでした。

ということで、言葉もろくに通じないこの国で、住所とホテル名のみを鍵に場所を探すことになってしまいました。早速駅の近くのお店っぽいところに入り聞いてみても、我関せずという感じで「さ~?わかりませーん」というリアクション。どんどん怪しくなっていく雲行きに、もう二度とホテルにたどり着くことはないんじゃ? という不安が頭をよぎります。

Where is ラヴァンデ ホテル?

こうなったら、言葉が通じようが通じまいが、ブロークンイングリッシュで片っ端からいろんな人に住所を見せて聞きまくるしか手がありません。ということで、実際にいろいろな人に聞きまくったわけですが、中国でも親切な人は多く自分のスマホを取り出して住所を検索してくれました。それを更にスマホのカメラで撮影して、ホテルの場所を探していきます。

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教えてもらった地図を手がかりに、その近くになったあたりで別の人に聞くということを繰り返していたところ、途中まったく違う場所を探していたことがわかります。最後にエリート層風の人たちに教えてもらった場所を手がかりにホテルを目指していきました。ちなみにこの時点で、駅に着いてから2時間以上が経過しています。どんだけ遠いんだ、この600メートルは!

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▲毎回探してもらった地図を、自分のスマホで撮影するという若干アナログな手法を採用!

そうして、ようやく見つけたラヴァンデ ホテル! ここで思わずガッツポーズが出てしまいました。このあとホテルのチェックインでも言葉が通じず30分ぐらいあれこれやりとりしていたものの、ようやくホテルにも入ることができました。なによりも、ホテルに着いた途端に出してもらったお茶が美味しかったこと。

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▲ついにホテルを発見! 「俺はこの試練に勝った!」と心の中で叫ぶ筆者。
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GAFAのうち3つが使えない中国

ホテルには無料のWi-Fiが使えるようになっていましたが、ここで困ったことが発生。ご存じの方も多いと思いますが、中国ではGoogleやFacebook、Twitterといった検索エンジンやSNSなど、日本ではなくてはならないネットサービスのほとんどが使えません。つまり今年の流行語にもピックアップされたGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)のうち、利用出来るのはAppleぐらいということになります。

日本から持っていったSIMは、上記のサービスは概ね利用出来る仕様であったため、Gmailなどのやりとりはなんとかなりました。

せっかくノートPCを持っていったものの、気になる情報を日本語で検索することもできず。Yahooニュースは見られるものの、GoogleのAPIを利用している検索部分は表示されないという状態になっていました。

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Bing神が救いの手を差しのべる

ネットでいろいろな情報を日本語で検索したかったのには、わけがありました。このホテルに来るだけでも相当な苦労をしたのですが、本当に心配していたのはむしろ帰り道! 行きは飛行機1本でこれたものの、なんと帰りは二回もトランジットしないといけないという、もはや不安の塊でしかない日程になっていたからです。

よく「ググれ!」なんて言われたりしますが、ググることもできないこの国で、普段利用しているこうしたサービスのありがたみを、痛感することに。いろいろなサイトをチェックしているうちに、マイクロソフトの検索エンジンであるBingだけは、中国からでも日本語のサイトを検索できることを発見。ようやくいろんな情報が探せるようになりました。

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いろいろ怪しい中国のファミマ

現地集合で、ようやくホテルで落ち合うことができ夕飯を食べに行くことに。ホテルへの帰り道、途中で中国のファミリーマートによっていくことになりました。

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この中国のファミマ、いきなり入り口付近にPUBGのグッズが売られており、度肝を抜かされます。また、なにやらおでんも売られていたのですが、色がカレーっぽかったり黒かったりと怪しい感じに。

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朝4時台に目覚める

翌日は朝10時から夕方まで、取材が詰まっていました。この日はそのまま空港に向かって超ロングスパンの帰路になるため、ぐっすり寝ておいた方がよかったのですが、なぜか朝4時台に目覚めることに。

とりあえず朝食がセットになっていため、ホテルで朝ご飯を食べて取材に備えます。

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その後、訪問先に美味しい料理をごちそうになり夕方難関の日本への帰路につくことに。

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訪問先から帰る際、大雨が降ってきました。そこで、先方の計らいでなんとタクシーを呼んで空港まで送ってもらえることに。ここでまたまたいろいろとあったのですが、その続きは「帰国編」でお届けしたいと思います。




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